仕事の進め方

➀ 戦略

製品の果たすゴールを決める

契約締結後、競合製品の価格や機能、デザイン性などでマッピングを行いご依頼いただいた製品のポジションの確認を行います。デザイン調査を参考に競合製品や自社製品の状況を把握し製品の役割を理解します。全て新規で制作する場合、基盤や使用する部品が決まっている場合など、デザインの条件をヒアリングし、デザインの可能性・範囲を確定します。

➁ デザイン

戦略・プランに基づき最適な答えを探る

デザインとは製品の置かれる条件によって導かれるものではなく、条件を理解し可能性を最大限に引き出す業務です。製品が達成すべきゴールに導くための要素を理解・想像し、アイデア構想、スケッチ、平面図で検討し3Dモデリングを行います。お客様には 3D レンダリングイメージを用いデザインを提案いたします。提案したデザ インの中から方向性を決め、簡易試作や3Dプリンターでの検証を行いデザインを詰めていきます。

製品の完成度が決まる CMF

意匠・ユーザビリティ・機能などが優れていても、届けたいターゲットに響く色や、最適な素材や仕上げを施さないと製品の持つ魅力を引き出せません。製品に適した CMF デザインを提案いたします。

最適なパッケージデザイン

ご要望があればパッケージデザインもお受けいたします。製品を魅力的に見せ製品コンセプトを伝えるパッケージデザインを行います。パッケージの構造を設計し版下データを作成いたします。

➂ 開発

仕様確定し量産までがデザイン

提出した図面を基に製造工場での図面を確認・修正していきます。工場側は作りやすくディティールを理解せず図面修正することも多く、製品化の際に当初のコンセプトが伝わりにくくなる場合もあるので、工場との修正作業は重要です。工場が出来ないことも出来る内容で伝え解決していく提案が必要です。デザインが確定し量産をするための金型製作時のトライサンプルの品質確認も行います。予期せぬバリやヒケなど、問題点を確認し改善案の提案を行います。切削や成型後、塗装などの仕上がりも確認いたします。

➃ 量産・販売

販売に必要なコンテンツ作りもお手伝いします。

量産時の品質確認や問題発生時の改善検討も行います。また、ご希望があれば、サンプルや量産品にて外部カメラマンとの協力により製品の撮影、動画撮影、撮影ディレクションを行います。プロダクトデザイナーの観点から見せたいディティールや製品カット、ご要望に合わせた撮影を行うための撮影立ち合い、ディレクションを行います。